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ヘナの染め方!おうち染めで超節約!デメリットも徹底解説

ヘアー
Tamayoga

ヨガインストラクターのTamakiです。

ヨガライフを続けていると、自然と、ケミカルなものから地球に優しいものを選ぶというように、意識が変わって来る人も少なくありません。

今日は、植物100%の安全なヘアカラー「ヘナ」をご紹介します。

私は、1ヶ月に1度、ヘナで自分の髪の毛を、自分の手で、自宅で染め続けて10年になります。

その間、美容院代はほぼかかっていませんし、染める道具も身近にあるモノで、超節約をしています。

一般的に、自宅で染めるのはむずかしい、挫折する人も多いと言われているヘナカラーですが、その染め方と、デメリット徹底解説します。

おすすめオーガニックヘナもご紹介しますね!

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超節約でツヤ髪になるヘナカラーとは?

ヘナとは?

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「ヘナ」は植物100%の安全なヘアカラーで、草木染めの染料や、皮膚病などの薬草として古くから使われていました。

そうなんです、薬草でもある植物のヘナは、一般的なカラー(劇薬)とは間逆なんです。

一般的なカラーは、刺激が強すぎたり、髪が傷んだり、皮膚がかぶれてしまう人がいますが、

いっぽうヘナは、経皮毒の心配がなく、髪や地肌にも優しく、とってもありがたい染料なのです。

染色以外にも、トリートメント効果、体を暖める効果、デトックス効果がありますので、より美しいツヤ髪と同時に、健康にもいい、カラダもよろこぶ、まさにいい事づくしなのです。

おすすめのヘナカラー

おすすめのヘナカラーはこちらです。

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農薬不使用のオーガニック認証取得の農地で栽培されたヘナで、

JOCA日本オーガニックコスメ協会が太鼓判を押す推奨品です。

私がいくつか使用した中で、短時間で1番よく染まったのが、こちらの商品でした!

お客さまの満足度も高いですよ。

ちなみに

石臼挽き>ファイン粉末>機械挽き

とありますが、上記の順できめが細かく、なめらかに溶くことができ、扱いやすいと言われています。ただし、どれも高品質で、染まり具合はほぼ一緒です。

自宅でのヘナカラーの染め方を順番に紹介

では、実際にヘナ染め方を、解説しましょう。

ヘナ染め方①道具をそろえる

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私は、以下のよう代替えしています。

節約するなら

  • ビニール手袋→小ビニール袋で手首に輪ゴム

(スーパーでお肉やお豆腐を入れるアレです)

  • ヘアキャップ→コンビニ袋

(穴を開けて頭からかぶって首まで通します)

道具がそろったら、いよいよヘナを準備します。

ヘナ染め方②ヘナを溶く

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粉状のヘナを、約3倍のぬるま湯で溶きます。

しっかり水分をふくませ、カレースプーンやポテトをマッシュするようなものを使って、ダマをつぶして、練ってゆきます。

まるでカレーやシチューのルウのようなとろみ…ねばりが出てくればokです。

ヘナ染め方③髪に塗布する

いよいよ染めてゆきますが、その前の準備として、汚れてもよい服に着替えます。

前開きの洋服、できれば黒などの濃い色で、首元が広くて伸びる素材が好ましいです。

暖かい季節であれば、首の広い黒の肌着や、キャミソール1枚でも良いでしょう。

私はその服の上から、底の抜けたコンビニ袋に頭を通し、汚れても良いタオルを肩に引っかけて、クリップで留めます。(ヘアキャップのある人はタオルのみでok)

いよいよヘナ染め開始です

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染め方ポイントは「頭皮に塗り込む!」です。

ロングヘアでも、頭皮側中心で。

私は、頭頂からやや後頭部寄りからスタートします。

髪の毛を掻き分けて、カレースプーンですくったヘナを、地肌にすりこんでいきます。

ビニールの手袋を装着している手で、サポートしながら、徐々に頭頂へと向かい、そのまま中央の前方、生え際へと降りていきます。

そこから、左サイド、左耳の後ろ、後頭部、首の生え際までいったら、つぎに右サイド、右耳の後ろ、後頭部までいったら、残ったヘナを使って、後ろから髪の毛をまとめます。

ロングヘアの場合は、クリップをつかって、頭頂のほうに髪の毛をまとめて固定します。

最後に、残ったヘナを見える範囲の生え際にすりこみます。

ヘナ染め方④時間を置く

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ここでサランラップの登場です。

3カットぐらいに分けて、頭と髪の毛をぐるりとラッピングします。

その上から、ヘアキャップ、または代用のコンビニ袋をかぶって、30分〜1時間置きましょう。

よく染まるためには「温度と湿度が必要」

足りなければ、蒸しタオルで巻いてもいいそうです。

汚れた洗面台や道具はすぐに洗い流しましょう

ヘナ染め方⑤洗い流す

小1時間ほど経過したら、ビニールやラップを取り除いて、髪の毛に付いているヘナを洗い流します。

私は、そのまま素っ裸になって、お風呂に入るつもりでお風呂場へ向かいます。

シャワーや残り湯で、流した水が透明になるまで、じゃぶじゃぶゆすぎましょう。

(においが気になる人は、シャンプーしてもok)

使用済みのタオルなども、ここでお湯洗いし、髪の毛を乾かすために併用します。

ヘナ染めで使うタオルは、一貫して「汚れても良いタオル」にしておくと安心です。

ヘナ風呂という楽しみ方

ヘナを洗い流しながら、その湯を浴槽に溜めて、浸かる楽しみ方もあるそうです。

泥風呂で半身浴、といった感じでしょうか。

温熱効果、消臭作用、抗菌作用、が臨めるそうです。

さすが身体が喜ぶヘナ

汚れた浴槽やお風呂場はすぐに洗い流しましょう

ヘナ染め方⑥乾かす

ドライヤーで温風で髪の毛を乾かします。

「よく染まるためには、温度と湿度が必要」

とあったように、温風ドライで、よりヘナカラーを定着させます。

ヘナ染めの4つのデメリットを徹底解説

ヘナカラー

つぎに、ヘナ染めの4つのデメリットについて解説していきます。

デメリット①白髪しか染まらない

残念ながら、ヘナでは黒髪は染まりません。

ヘナは脱色の作用はありませんので、色素の抜けた白髪のみが、赤茶(オレンジ)色に染まります。

黒髪の部分にヘナを塗布すると、トリートメント効果はあるのですが、色の変化はほぼありません。

私は白髪頭なので、見事に染まってくれます。

デメリット②カラーの選択肢が少ない

天然のヘナの色は赤茶(オレンジ)色です。

バリエーションとして藍(インディゴ)を混ぜて、ダークな色にしたものも売っていますが、カラーバリエーションは極めて少ないと言えます。

あれこれいろんなカラーに染めたい人にとって、ヘナは物足りないかもしれませんね。

また、染めた直後の、鮮やかなオレンジ色に、抵抗がある人もいるかもしれません。

(筆者の体感ですと、3日後くらいには、落ちついた色になります。)

デメリット③独特なにおいがある

ヘナには独特のニオイがあります。

どっしりとした土臭さがあり、私は大地の香りと呼んでいますが、

これが好みの分かれるにおいで、ヘナ染め後、多少頭に残ります。(数日後には消えてゆきます。)

私の友人はこれが苦手だと言って、ヘナ染めをあきらめました。

この独特のニオイが好き、あるいは大丈夫であることが、ヘナ染めの1つの関門と言えるでしょう。

デメリット④手間がかかる

染料ですので、おうちで染めるには、取り扱いや準備にひと手間がかかります。

洗面台やお風呂場は、ヘナで汚したら、その都度すぐ流しますし、私はある程度、ビニール・サランラップは使い捨て、タオルは汚れても良い色のものを使用しています。

慣れないうちは、洋服や寝具を汚さないように、神経を使います。

体に悪いものではないですが、手やひたいなど、多少染めてしまいます(とくに手)。

また、生え際や後頭部などを染めるのは、なかなかむずかしいものです。

私は毎月1人で全部やっていて、決してできないことはないのですが、染め合いっこできるヘナ友がいればいいなぁと思ったり。

不安な方は、染める会などのイベントを利用して、1度体験してみると、いいかもしれません。

まとめ

ヘアー

以上「おすすめのオーガニックヘナの紹介」「ヘナカラーの染め方」「デメリットなど注意点」でした。

おうちでヘナ染めはハードルが高いと言われていますが、毎月続けることは可能ですし、長い目で見ても経済的で、体にもとても優しいです。

おかげさまで筆者がたまに美容院に行くと「髪の毛がめちゃくちゃ健康的!」とほめられます。

美容院によっては、ヘナカラーを行ってくれるところもありますので、興味のある方は、ぜひヨギライフ・エコライフにヘナを取り入れてみて下さいね。

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ABOUT ME
Tamaki
アウトドアが好きなヨガインストラクター。キャンプ場イベントや公園,山,ビーチ,温泉,お寺などでのヨガも行う。40歳過ぎても、やりたいことをやり、行きたいところへ行ける自由なマインドをモットーとしている。実はミュージカルやオペラの舞台にも立つコメディエンヌ・ヨギニ。週末毎に山や海へ出掛けている。神奈川県小田原市在住。福岡県出身。
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