2024.03.05 2024.03.19

伊豆湘南道路いつ完成予定？ルートは？西湘バイパス延伸で渋滞解消に期待

Tamayoga

小田原、箱根、熱海、伊豆方面は、海と山に囲まれた風光明媚な景観、歴史ある温泉街、美味しい海鮮料理…と、魅力満載の地域です。

都心からもさほど遠くもなく、特に近年は、テレビ番組や移住特集の影響もあり、ますます注目度が高まっています。

しかし、そんな夢のエリアに立ちはだかるのが、週末の慢性的な渋滞です。

せっかくの楽しい旅行も、渋滞で時間を浪費してしまうのは避けたいもの。

そこで今回ご紹介したいのが、まさに夢の道路とも言える「伊豆湘南道路」構想です。

西湘バイパス/小田原厚木道路の終点を熱海・修善寺方面へ延伸する計画で、小田原・熱海間の渋滞解消にも大きく貢献することが期待されています。

果たして、この夢の道路はいつ完成予定なのでしょうか？

本記事では、ルート情報や工事いったいどこまで進んだのかの進捗情報と、完成後の期待される効果についてご紹介します。

伊豆湘南道路はいつ完成予定なの？ルートは？

「伊豆湘南道路」の構想はもし完成すれば、現在慢性的な渋滞が発生している国道135号線の交通量を大幅に分散し、熱海〜小田原間の渋滞を緩和したり、沼津～小田原間の所要時間を約82分から半分の約39分にまで縮めると言われています。

またルートの分散による箱根方面の国道1号線の渋滞も緩和が見込めたり、

もっとも海に近い東名道路＝第三東名としても機能することが期待されます。

神奈川県小田原市の西湘バイパスや小田原厚木道路の終点石橋ICあたりから、静岡県函南町の伊豆縦貫道路へとつながり沼津へと抜ける道路がルート案として挙げられています。

伊豆湘南道路のルートは、海沿いの「海岸ルート」と山沿いの「山間ルート」の2つが候補として検討されています。

海岸ルートは、小田原市から熱海市にかけて海岸沿いを通り、湯河原町や真鶴町を経由するルートです。海沿いの景観を楽しめるだけでなく、既存道路との接続が容易で、観光客や地元住民の利便性向上が期待できます。

山間ルートは、海岸ルートよりも内陸側に沿い、箱根山麓を通過するルートです。海岸ルートよりも距離が短く、建設コストを抑えられる可能性がありますが、環境への影響やトンネル建設などの課題も存在します。

伊豆湘南道路の完成により、以下の効果が期待されています。

伊豆湘南道路が完成後期待される効果

小田原・熱海間の渋滞解消
伊豆湘南道路は、西湘バイパスを熱海・修善寺方面へ延伸する自動車専用道路です。完成すれば、現在慢性的な渋滞が発生している国道135号線の交通量を大幅に分散し、小田原・熱海間の移動時間を短縮することができます。
観光活性化と地域経済の振興
渋滞解消による移動時間の短縮は、観光客の利便性を向上させ、伊豆半島全体の観光活性化に繋げることが期待できます。また、地域住民の移動もスムーズになり、地域経済の振興にも貢献すると考えられます。
物流の効率化と災害時の緊急輸送路
伊豆湘南道路は、物流の効率化にも貢献することが期待されています。また、災害発生時には緊急輸送路として活用することで、地域の防災力強化にも役立ちます。
海沿いの絶景を楽しみながら快適なドライブ
伊豆湘南道路は、海沿いを走るルートが検討されています。完成すれば、美しい海景色を楽しみながら快適なドライブを楽しむことができます。